自由研究で
実験をするのもいいですね。
簡単にできる
「雲を作る実験」
はどうでしょう。
おうちにあるもので
できるのも利点です。
実験で雲が作れたら
「どうして?」
「なぜ?」
がいっぱいになります。
そこも考えていきましょう。
もくじ
自由研究小学生ver.3年生雲を作る実験
空にうかぶ雲を
ペットボトルの中に
作ることができるよ。
用意する物
- 1.5リットルの炭酸用ペットボトル…1個
- 計量カップ(200ミリリットル以上)…1個
- 線香…1本
- ライター…1個
- 灰皿…1個
- 50~60℃のお湯
※火を使うから、おとなのひとと一緒に実験してくださいね。
実験
①50~60℃のお湯100ミリリットルを計量カップではかり、ペットボトルの中に入れる。
②線香にライターで火をつけ、ペットボトルの中にけむりを入れる。
入れたらペットボトルのふたをしめて、数回ふる。
ポイント 線香のけむりは10秒くらいいれる。
③両手でペットボトルをぎゅっとおしてへこませる。
④ペットボトルをおした手を、ぱっとゆるめる。
おしたりゆるめたりを
なんどかくりかえしていると、
手をゆるめたときに
ペットボトルの中に白い雲ができる!
実験がうまくいかないとき
- 炭酸用のボトルかな?表面がデコボコしているとだめだよ。
- ペットボトルのふたはしっかりとしめてあるかな?
- ペットボトルのつぶしかたがたらないのかも。
なぜペットボトルで雲ができたの?
なぜペットボトルで雲ができたのか。
そもそも雲ってなに?
雲は空気中の水蒸気とちりの集まりです。
高い空は気圧が低いために
温度も下がります。
すると空気中の水蒸気が冷やされ、
ちりに触れることで水や氷の粒になる。
これが雲なんです。
実験のペットボトルの中で
同じことが起こりました。
お湯を入れることで
水蒸気が発生し、
線香のけむりは
ちりの代わりになりました。
ペットボトルを押すと
中は圧が高くなり、
緩めると圧が下がり
温度も下がって雲ができた、
ということです。
自由研究小学生ver.3年生「雲を作る実験」のまとめ
雲は空気中の
「水蒸気」
「ちり」と
「温度が下がる」
という条件で
できることがわかりましたね。
実験のようすを
画像で撮っておくと、
あとでまとめやすいです。
ほかにもいろんな実験をやってみよう。
いろんなことがわかるよ。
https://www.honda.co.jp/kids/jiyuu-kenkyu/hakken-kenkyu/hk-3/